トルコ

 マドリッド〜アルヘラシスへ

スペインでは、英語はほとんど通じません。
マドリッドの空港のインフォメーションでも英語はほとんど通じませんでした。

スペインから陸路でモロッコに行くには、まずスペインの南部のアルヘラシスという町を目指します。
マドリッドからアルヘラシスへは、バスか電車になります。
私はバスで行くことにしました。
アルヘラシス行きのバスターミナルまでは、空港からバスとメトロを乗り継がないといけません。
スペイン語も全くわからず持っていた資料は古くてバスターミナルが移転していて、私は2時間さ迷いました。
下調べは大切だと痛感しました。。。
マドリッドからアルヘラシス行きのバスは1日2本。
朝10時と夜の10時発でした。
☆でも、それは1997年末だったので今は変わっているかもしれません。
マドリッド→アルヘラシスのバス代  3275pst(約3440円)
☆私が行った時はpst(ペセタ)でした。今はユーロなので物価もずいぶん変わっているともいます。
冬のマドリッドは、とにかく寒い。
空港に降り立つと、セレブのようなロングの毛皮を着た女性たちを多く見ました。
それほど寒いのです。
スペインのバスターミナル周辺は何もなく、ただひたすらバスの出発時間を待つのみ。
バスターミナルのキオスク





  アルヘラシス〜タンジェ
マドリッド夜の10発の夜行バスに乗って、アルヘラシスに到着したのは朝の6:50。
7時のタンジェ行きの船が出ているので、バスの乗客はその船に乗るため猛ダッシュします。
10分間の間で、出国手続きをして船のチケットを買って、船に乗り込まないといけないんです。
私は滑り込みでなんとか7時初の船に乗ることができました。
フェリー代 2960pst(3110円)

ジブラルタル海峡の朝日


アルヘラシスから船で4時間。
フェリーでモロッコの入国手続を済ませます。
その手続を忘れるとモロッコに港には降りれません。
11時にタンジェに到着。



  タンジェ〜フェズ

タンジェの街は小さいのですが、バスターミナルらしき建物をみつけられませんでした。
見つけられないというか、悪質自称ガイドが10人以上群がって私の行く手を拒むんです。
行きたいところに行かせてくれないんです。
これは実際タンジェで悪徳ガイドに捕まらないと想像ができないと思います。
タンジェは史上最悪の街です。
船からタンジェに入る人はくれぐれも心の準備と注意して挑んでください。

私は、助けてもらった人にバス乗り場まで案内してもらいやっとバスに乗ることができました。

フェリーから降りて左に歩きます。
少し歩いてまた左に折れるとバス乗り場があります。

モロッコでは、バスに乗る前はまずチケットを買って、次に荷物を量って料金を支払います。
窓口に人が殺到していて、我先に窓口に行こうとしている人ばかりなので、オロオロしていてはいつまでたってもチケットは買えません。
モロッコは日本人がイメージしているような国ではありません!
モロッコ人は並ぶという習慣はありません。
モロッコではバスに乗るにも戦いです!
気性の荒いモロッコ人を押しのけるほどの気合が必要です。
チケット売り場から人が溢れていたので、このままではバスに乗れないと必死に窓口まで進もうとがんばったんですが、結局窓口にたどり着いたのは、モロッコ人が全員買い終わった後でした・・・。
チケットを買ったからといって、安心していてはいけません!
次は、自分で荷物をバスのトランクか屋根に積み込まないといけないんです。
モロッコ人は荷物が多くて、その人たちと混じって荷物を積むのは想像以上に大変です。
でも、そんなことでヘコたれいてはモロッコを旅できません!

バス代 タンジェ→フェズ 85DH(ディラハム)(1232円)
タンジェ発15:00→フェズ22:00フェズ着
注意!
11時にタンジェに到着して15時までフェズ行きのバスはないと言われました。
でも、そう言っていたのが悪徳ガイドなので、それが本当かどうかわかりません。

余 談

何度も言いますが、私のモロッコの旅は、ここタンジェから最悪でした。
10人以上の悪徳ガイドに付きまとわれて、逃げることなど絶対できませんでした。
無視してもいつまでもついてきて、いつの間にか迷路のような旧市外に連れて行かれました。
いくつものお土産屋に無理やり連れて行かれ、強引に物を買わせようとします。
私は薄暗くて窓のないお土産屋で閉じ込められ、「ここで買わないと出ささない!」と男性3人に脅されました。
でも私は買いませんでした。
そしてその後、悪徳ガイドと殴り合いのケンカになりました・・・。
詳しいことは著書「やっぱり旅はやめられない イスラム編」を読んでね!
殴り合いのケンカをしたと訊くと、私という人間はとても気が強くて男勝りのように思う人もいるでしょう。
でも、実際の私は正反対です。
モロッコを旅して私は気性が少し荒くなったかもしれません。
でも、そこまでしないとモロッコは旅ができませんでした。

 

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